(株)まちかど福祉ステーション

 

 

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熊さん日記

2024-11-17 熱願冷諦(ねつがんれいてい)

 皆さんは座右の銘や大事にしている言葉はありますか?
 熊さんは先日、県内の福祉事業所の集まりで「びわこ学園」の職員さんのお話を聞く機会がありました。私たちが福祉の世界に入る時に必ず教科書で習うのが、「糸賀一雄」。滋賀県に「近江学園」を設立し「この子らを世の光に」という言葉を残したことで有名です。知的障害のある子どもたちの福祉と教育に一生を捧げた戦後日本の障害者福祉を切り開いた第一人者として知られ、「社会福祉の父」とも呼ばれている方です。その園でお医者さんをしていたのが「岡崎英彦」先生。昭和38年に西日本で最初の重症心身障害児施設「びわこ学園」の設立と同時に園長となり、その後、日本の重症心身障害福祉に多くの功績を残していかれます。その先生が職員の皆さんに残した言葉がタイトルにある「熱願冷諦(ねつがんれいてい)」。「熱意をもって真剣に願うことと、冷静になって本質を見きわめること。」究極的には「当事者さんに思いを馳せ」絶えず「ご本人さんはどう思っておられるのだろうか」と問い続ける支援を目指され、その考え方は未だに「びわこ学園」系列の職員の皆さんに浸透しているとのお話でした。
 さて、ところで、この「熱願冷諦(ねつがんれいてい)」。例文で使い方を調べたり、意味を引くと全く別の意味も出てきます。それは「名誉ある撤退」。「いかに熱い思いを持って物事にあたったとしても冷静な判断をもってあきらめざるを得ない(潔くあきらめる)。」という使い方です。「諦」という漢字には二つの意味があるんですね。
 熊さんは何が言いたいのか。「びわこ学園さん」は福祉の最前線として法人としてもご本人の「最善の利益」や「願い」をこの世に生を受けたときから高齢期になってお亡くなりになるまで追求できるだけの力をお持ちなんですね。もちろん病院なども併設されている。だけど、普段我々が仕事をしているレベルではどうしても願いを叶えて差し上げることができずに周囲や制度に屈してあきらめざるを得ない場面がある。願いをもって叶うことなく去って行った方に手を合わせるしかない。
 この二つの側面を言い表した言葉のように心に響いてくるんです。熊さん自身の「無力さ」や「無念さ」かな。この辺りが福祉で頑張る人たちの「燃え尽き症候群」になったりもするんですけどね…。
 熊さんにも座右の銘はありますがそのことはまた次回。色んな事を考えさせられた研修でした。

                   熊さんより



2024-11-14 最近、高齢期を迎えた方の「就労継続支援B型」利用が増えていますね。

 皆さんは「就労継続支援B型事業所」というものに活動の場を求めている高齢期の皆さんがいることをご存じですか?
 と言っても、そもそも、「高齢者とは何歳からを指すのかい?」というほど、お元気な方もおられますよね。
 身体に多少の支障が出てきたから「介護保険」でも申請して「デイサービスにでも行こうか」という方もいれば、身体を鍛えるために「リハビリデイに通ってフィットネス…」。などなど、様々なニーズが混在していますが、その中の選択肢の一つとして「就労継続支援B型」がここ数年脚光を浴びているようです。
 「就労継続支援B型」とは、障害や難病などの理由で一般就労が難しい方を対象に、働く場所を提供する、障害者総合支援法で定められている障害福祉サービスです。一般就労との違いは、サービスの利用者は雇用契約を結ぶことなく、就労のための訓練や支援を受けながら働けるという点であり、精神疾患をお持ちの方でも知的障害を持ちつつの方でも体調や特性に応じた働き方が可能となり雇用契約を結ばないため、賃金ではなく、労働の対価として「工賃」を受け取ります。そこを目指して、昨今、高齢者の皆さんが入ってきているということなんですね。
 実際は
  ・ 自由な活動ができる
  ・ 体調に合わせて仕事ができる
  ・ 軽作業のため体に負担が少ない
  ・ 退職後することがなくなって不安や焦燥感。でもやりがいが持てるようになった
  ・ もらえる工賃は少ないが小遣い程度が得られて毎日楽しくみんなと利用
  ・ 自宅にいると孤独感。ここへ来ると寂しさが減った

 などなど、介護保険では埋めきれない「工賃」の部分を含めて「日中活動の場や居場所が必要」というニーズをばっちりと埋めている様子。
 改めて整理をすると「社会との関係性」、「人とのつながり」という「デイサービス」でも得られそうなところに加えて「年齢により仕事や家事をリタイアしたけどまだまだ働きたい」という「やりがい」の部分や「生活資金の足しに少しでもなれば」という「工賃」の辺りが違いとして求められていることがわかります。
 半面、高齢者は65歳を過ぎると「介護保険優先」という「制度上の課題」や「他のサービスとの併用の可否」、「行政によっては認められない」という場面もあったりでして…。
 逆に介護保険のデイサービスは「通所介護」と呼ばれ、「日常の世話や入浴、介護がある」などですよね。
 ということで今回は、何となく最近の時代の流れと話題を拾ってみました。
いかがでしたか?。ちなみに熊さんはこの文章で「B型」を勧めている訳ではないのでその点はよろしくです。
                   あくまで熊さんの豆知識でした。



2024-11-11 11月は「オレンジリボン・パープルリボン」月間ですね。

 11月は「子ども虐待防止」のための広報・啓発活動に集中的に取り組む「児童虐待防止推進月間」であるとともに、配偶者等からの暴力等、女性に対する暴力の根絶を訴える広報・啓発活動に集中的に取り組む「女性に対する暴力をなくす運動」期間です。
 「DV(ドメスティック・バイオレンス)」と「児童虐待」は密接に関係していて、子どもがDV(配偶者間の暴力など)を見聞きすることは「面前DV」といい、「子ども虐待(心理的虐待)」に当たり、子どもの発達・成長に影響を及ぼすとされます。
 「オレンジリボンキャンペーン」は2005年に栃木県で始まった「子ども虐待防止」を呼び掛ける市民運動、「パープルリボンキャンペーン」は1994年にアメリカで始まった「女性に対する暴力は許さない」という市民運動が端緒だそうで、いずれの活動も多くの人々に関心を持っていただき、当事者に勇気を与え、相談先につなげていくなどの目的があります。
 写真のようにこの時期は様々な啓発が行われています。チラシの様に相談機関もたくさんあります。いずれの問題も身近にあって、意外となくならないもの。
 理屈っぽくなるかもですが、熊さん自身もきっと生まれ育った時からの考えや人権意識・差別意識や偏見がないかということを振り返りながら、無意識に持っているかもしれない「自身の立場の優位性」に敏感になることが大事なのかもしれないと毎回感じさせられる時期でもあります。
「今の時代にそぐう行動になってるのかな?」と振り返る時期にしてみていただければと記事にしてみました。


※以上の写真は「奈良県桜井市」の活動の一部です。

2024-11-07 「おー!」、「ドラえもんバス」に「トーマス号だ!」

 先日、奈良県桜井駅前の事業所さんから玄関に出たところ、「おー!」、「ドラえもんバス」に「トーマス号だ!」。慌てて熊さんはバスを追っかけたところ、駅前で停車。
 「写真撮っていいですか?」、「どうぞどうぞ!」ということで「パシャリ!」。  どちらのお車かをお伺いすると、奈良県内で保育園を運営されている社会福祉法人「愛和会」さんのものでした。
 皆さん、実は桜井の駅前ビルに西日本最大級の「子ども広場」、愛称「ひみっこぱーく」があるのをご存じですか?。「ひみこ」は言わずと知れた「邪馬台国」の推定地というところから来てますよね。そこはまぁ、議論の余地のあるところとして、子どもさんをお持ちのご近所のお母さん方は様々な体感遊具があって「知ってる」「知ってる」という感じでしょうか。そこに近隣各地の保育施設さんが団体さんで繰り出してきていたのでした。大阪南港のATCにも『あそびマーレ』とか言う室内型遊園地があったかな?
 なにわともあれ、「こんなバスでお迎えに来たらさぞかし嬉しいし、楽しい時間を過ごしたんだろうな」と一人盛り上がっている熊さんでした。

                   熊さんより



2024-11-02 拝啓 十五の君へ ~30歳からのメッセージ ~

 2008年のNHK音楽コンクール中学校の部の課題曲として全国の中学生に歌われ、その後も多くの人に愛されるアンジェラ・アキさんの「手紙~拝啓 十五の君へ~」。当時、全国の中学生とアンジェラさんが交流を深めるドキュメンタリー番組が放送され、中でも長崎・五島列島の中学生との交流が話題を呼んだのだとか。その当時の中学生達が30歳となったところで、先日、アンジェラさんと再会を果たす。
 そんな番組が最近、とある先でテレビで流れていた。スタジオでは、アンジェラさんの呼びかけで「30歳の自分から15歳の自分に宛てて書いた手紙」を朗読してもらうという構成。その中で、それぞれのこの15年の人生の「悲喜こもごも、紆余曲折」が展開されていく。
 熊さんは最近、虐待事例の勉強や体験談に触れることがあるのだけれども、幸せというものは一筋縄ではいかない。もちろん今が幸せな人がいれば、ようやくこれから自分の人生が考えられるところまで来た。あるいは必死に今を生きている人がいる。それまでの間にどれだけの月日を費やすものか。そんなことを想い重ねて考えると、なぜかとめどなく涙があふれて止まらなかった。
 熊さん自身も今はこうしているけれども人生に苦労がないわけじゃない。熊子さんも一緒。番組の中では皆が成長した姿が見れるのだけれども、社会に適応していくことって大変だよね。でも、もらった命を精一杯生きる。新しい命を宿す。そんな色んな姿が重なって見入ってしまった熊さん達でした。

                   熊さんより



2024-10-25 「純烈」「風鈴」「BEGIN」のコンサートに行きたいという夢

 冒頭のタイトル。実は利用者さんの夢になります。「風鈴」は皆さんわかりますか?。最近デビューした高身長の男前演歌歌手の二人組だとか。「二人の想いと歌声が風に乗り、一体感という大きな輪を生みたい」というのがグループ名の由来だそうです。ご本人様は今流行りの「推し」とお話になられました。視覚障害を持ちながら離れた娘さんがチケットは取ってくれるものの、「大阪城ホール」や「新歌舞伎座」となると、時間帯的にも同行援護による支援がなかなか叶わないというもの。同居の親族や近隣に住む子供さんの支援もありはするもののそれぞれ事情があり、サービスの支給量を持ちつつも支援者がなく活用するすべがない。
 都市部や地域によれば、それどころか、一泊旅行も支援することができるという地域もある中、社会資源の格差は大きいものがありますね。
 今回、そんなニーズに応えてくださる事業所さんがあり、とてもうれしく感じたところです。自分達もたまには旅行に出るのだから、同じように「普通に皆さんが当たり前と思えることを実現したい」。そんな思いをもって支援をしている熊さん達でした。

                   熊さんより



2024-10-23 熊さん達も少しだけ気分転換をさせていただきました。

 熊さん達も少しだけ、仕事の合間を縫って、お休みの取れたタイミングで「日帰りバス旅行」をしてきました。題して「まちかど火曜サスペンス~熊子よ海を見つめて何を思う~」。向かった先は「東尋坊」。「サスペンスドラマの聖地」ですね。ちなみに熊子さんの立っている位置は、平地に見えて「断崖絶壁」の先っぽでして…。本当に「肝太い」。熊さんは写真を撮りつつ声をかけるのも憚(はばか)るぐらい足がガタガタ震えていました。「熊子さんは記憶も薄らぐくらい小さい頃に一度だけ連れてきてもらったことがあるのだとか」。
「元気なうちにとか言いながら、色んな所に行けずに人生を終えたり」、「行きたくても行けなかったり…」と、今まで遭遇した色んな出来事にも思いを馳せつつ、少しだけ海を見て気分を入れ替えていました。「気持ちを切り替えて頑張ろう!」。戻った時からまたお仕事に向かった熊さん達でした。

                   熊さんより



2024-10-23 ご利用者様より三重県「赤目渓谷」のお写真をいただきました。

 三重県名張市にある「赤目四十八滝」。滝川を登る4㎞ほどの渓谷は四季を通じて見事な自然景観を誇り、遊歩道はハイキングコースとしても人気がありますね。これからは紅葉の時期を迎え、モミジやカエデなどが渓谷を赤く染めていくそうです。そんな風光明媚なところに仕事の合間を縫って気分転換に行ってこられたのだとか。自然を眺めて、気持ちを休める。大事なことですよね。「いいことだなぁ」といつも思っています。
赤目と言えば「日本サンショウウオセンター」が「赤目滝水族館」としてリニューアルオープンしたらしく…。「赤目四十八滝の自然と繋がる水族館」をコンセプトに、「本物の滝」と特別天然記念物の「オオサンショウウオ」が生息する渓谷と一体となった巨大水族館なんだそうですよ。ということで、送られてきたお写真をご紹介。入るためにはお金もいるんですね。実は、まだ、行ったことのない熊さんでした。

                   熊さんより



2024-10-17 奈良交通バス「オリジナルトミカ」がまちかどに仲間入りしました。

 先日、熊さん日記で「ボンネットバス」の「トミカ」を紹介したところ、ご利用者様から「一緒に並べてください」と、路線バスの「トミカ」をいただきました。「な、な、な~んと」、今年、「奈良交通の80周年」を記念した特別なメモリアル商品として販売された路線バスの「トミカ」でございましてね。新型バスの「いすゞエルガLV290」とか言うらしいのですが…。何せ「ご好評につき販売終了」とかやらで、レアなものをいただき、ありがたく、事務所のあひるちゃん達の中に入ったのであります。
 「子どもの頃は一杯集めたなぁ~」などと懐かしさにふける熊さんでした。
贈呈いただきました方。ありがとうございます。

                   熊さんより



2024-10-17 熊さんは最近「パーマネンシー」という言葉を習いました。

 皆さんは「パーマネンシー」という言葉をご存じですか。とかく最近は福祉の世界も横文字が多いのですが、主に子どもの「社会的養護」の世界で使われる言葉でして、「永続性」、「継続性」といった意味を持つ言葉です。「子どもから大人に育っていく中で安全・安心をもってより良い暮らし向きを立てていくためには、先々の見通しを持った中で失われるものなく、守られた人間関係や生活環境の中で一貫性を持った支援を途切れることなく続けていくことが大切だ」という考え方で、「パーマネンシー保障」あるいは「パーマネンシープランニング」という表現でも使われます。
 この考え方は、決して、子どもの世界だけに当てはまるものではないと考えました。例えば、熊さんとのお付き合いは「サービスの利用契約」があって初めて成立します。「福祉サービスを使わなくなったり」、「熊さんが計画を書く必要」がなくなれば、熊さんはその方の人生から離れて行くことになります。うちの熊子さんがおともしている「介護保険」の方も同じです。今の時代、何事も「契約」ですよね。「養護学校を卒業する時に相談員や事業所さんが変わる」。「他の市町村へ移ったから今までの相談員さんや事業所さん、お知り合いは離れる」。「新しい事業所に行くことになったけど紹介された相談員さんがいるから今までの相談員さんとの関係は終わり」。などなど、熊さん達ひとり一人を取ってみても、支援というものは簡単に切れていく。人生において「出会い」と「別れ」はつきものですが、「養護」や「介護」を必要とする方にとってはとてもきつい事なんですよね。
 「じゃあ熊さん達はどうやって一緒に走り続けてくれるの?」。「熊さん達もお仕事だよね?」。「何もなければ有料だよね?」。そんなことを強く考えさせられる言葉だなぁと思ってこの言葉を習っていました。
 「自分から離れて行く人達はそれでいい」。「でも何かあった時は相談したい」。そんな存在でいるためにどんなことができるのか。深く考えさせられた熊さんでした。

                   熊さんより



2024.10.08 まちかどの事務所に奈良交通のボンネットバスが仲間入りしました。

 まちかどとご縁ができて、来たことがある皆さん。「アヒル隊」がいることはご存じでし たか。ちなみに金魚が泳いでいることはご来訪の皆さんはご存じかと思います。金魚の名前 が言えたり「アヒル隊」の数が言えたりすると「まちかど通」(笑)。今回、縁あって、アヒ ル隊の中に奈良交通の「ボンネットバス」の「トミカ」が仲間入りしました。熊さんより若 干年齢はお年上ですが、まだ、時々現役で街中のイベントに登場しています。ちなみに熊さ んは子どもの頃に乗ったことがあります。まちかどに来た時には気づいてもらえると嬉し いです。皆さんとお近づきになろうとする熊さんでした。

                   熊さんより



2024-10-07 熊さんの「苦手」や「トラウマ」の話 Part2

 皆さん、7月頃に熊さんが「鰻(うなぎ)」を食べれない話をしたことをご記憶にありま すか?。
 その時に、熊さんは「苦手」がいっぱいありまして。何かというと「牛乳」、「習字」、「納 豆」、「お寿司」、「学校の先生」、「算数」かな。と書いていたかと思います。
 今日は、その続きのお話です。
 実は、熊さんが「苦手」とすることの大半は、怒られるかもしれないのですが、「学校の 先生」に由来するものが多いんです。
 昔の「学校の先生」は厳しくてですね。お昼ご飯時に「お前が牛乳が飲めず、パンを食べ るのが遅いから、みんなが授業を受けられないんだ!」と言われて教室の担任の先生の机の 横に座らされて頭を押さえつけられていました。
 「習字」もですね。皆さん小学校3年生か9歳頃から「毛筆」を始めると思うんですが、 最初に書く字が「一」ですね。それを、習字の先生から「お前の書く字はミミズ」って言わ れたんですね。当時から神経質な子どもで失敗したくないと思ってゆっくり丁寧に書いた んでしょうね。いっぺんに「習字」が嫌いになって…。でも、「硬筆」は実は「特級」で賞 状までもらっていたりして(笑)。人からも「字がきれい」と未だに褒められます。
 プールでも泳ぎ方など教えてくれずに「ひたすら25m泳げ!」ってそれだけだった。で も、子供会の「おっちゃん」が足のつかない県営プールの競技用の飛び込みプールで、「俺 が助けるから」と言って「泳ぎ方」を教えてくれた。それで対岸まで泳げた時は「嬉しかっ たな」。
 「算数」はね。「公文」で出来ずに詰まっているのに先生が声をかけてくれなかった。自 分も「教えて欲しい」と言えなかった。そのことを親に言えずに「公文に行ったふりをして」 時間をつぶして帰ってたら親に見つかって。でも親は僕を怒らずに気づきの無い「公文の先 生」を怒ってくれた。
 熊さんは何が言いたいんでしょうね。子どもには「自ら言えないこともある」と思うんで すね。「意見や意思を表明する力が弱い」というか…。なので、子どもを「成⾧」させるの も「ダメ」にするのもある程度「周囲の大人」や「環境」っていうこともあるのだと思うん ですね。「自己肯定感」だの「自分を認める」だの「自己を尊重する」だの「自己の価値」 を感じさせるだのと色々と言う割になんですけどね。
 そうそう、文房具を盗られて「盗られるところに置くやつが悪い」と中学の美術の先生に 言われた時もあったな。さすがに「理不尽」と思った。言い出すときりがないですね…。
 ということで、今では「虐待」と言われても仕方がないのではと思うことが普通にあった 時代に育った熊さんの独り言でした。
 残すは、「納豆」と「お寿司」かな。お寿司は今は食べれるんですが、食べれるようにな った理由がこれまた理不尽で…。
 ということで、長い文章を読んでくださってありがとうございます。熊さんでした。

2024-10-03 障害を持つ子どもの子育てについて貴重なお話を頂きました

 とあるご利用者様の親御さんから、熊さんの勉強へのメッセージとしてお言葉をいただきました。
 子どもへの子育てに「ネガテイブ」な表現・行動よりは「ポジティブ」な表現・行動。「厳しい言い回し」よりは「暖かい言い回し」と置き換えることを行なう訓練や努力をします。そのことが自己肯定感を高めることにもつながるのだとか。
 でも、それは、言葉や意味が通じる子への事であって、言葉が上手く伝わらない我が子への表現としてはかなりお考えになられたとのこと。ある意味、子育てにとっては理論や理屈、ケースの積み重ねから得られた成功例はあるにせよ、都度、子どもとどのように接するかは命に触れる厳しい対応の時を除けば、「永遠の命題」と教えてくださいました。
 導き出されるのは言葉や行動の中身よりも「伝わり方」「ニュアンス」や「響き」「トーン」といったもの。そしてもう一つは「未来」や「見通し」を子どもに見せて接してあげられるかだとおっしゃいます。そして、親御さん自身の気持ちを何よりもまずは「整える」ことなのだとか。
 このご利用者様は今18歳を過ぎ、大人として歩み出しています。こどもを育て上げた方の言葉として理屈を抜きにして重みを感じた熊さんでした。



2024-09-30 熊さん「子どもの権利」について初めて学ぶ

 唐突ですが、みなさんは「子どもの権利」という言葉をご存じですか?
日常的に子どもさんとその親御さんのためにお仕事をしているのですが、恥ずかしながら、このことを深く考えたことがありませんでした。
 子育ての課題、児童虐待、不登校、いじめなど子どもを取り巻く社会問題は私たちの現場でもとても身近な問題となってきています。
 昨年4月には「こども基本法」が施行され、「こども家庭庁」も創設されました。そのような中で、子どもにかかわるみなさんの考え方に触れ、学ぶ機会がありました。
「子どもの権利」とはすべての子どもが心身ともに健康に育つために必要とされる権利。
 大きく分けて「生きる権利」、「育つ権利」、「守られる権利」、「参加する権利」があるとされます。
 子どもとの日々の中で子ども達の希望をいつも実現するという訳にはいかないかもしれません。お金、時間、家族関係など、環境が整わずに、苦しい場面に立たされているときも実際に伺います。子ども自身、自分に権利があるなどはわからないもの。
 そのような中においても、子どもの声を聴き、対話をしながら、抱え込まずに必要な助けは求める。子どもにも「人間らしく生きる機会」が守られる。「子どもにとって一番いいことは何かを考える」。「子どもへのかかわりの一つ一つが子どもの権利につながっている」。
そんなことを学びました。子どもと一緒に考えたりする絵本なども出ています。
 簡単なことからでも一緒に考えていきたいものですね。 熊さんでした。

2024-09-18 熊さん、「なら歴史芸術文化村」で「キン肉マン」とコラボ?!

 皆さんは「キン肉マン」という漫画やテレビアニメをご存じですか?。1979年から1987年まで漫画雑誌に連載された超人気漫画で、今は日曜日の深夜に再放送されています。熊さんの世代は子どもの頃に丁度テレビでやっていたのですが、ちょっと今の子どもたちには夜遅すぎて縁遠いかな。そんな「キン肉マン」がなぜか、奈良県天理市にある「なら歴史芸術文化村(県の施設)」というところにいましてね。ハイキングコースとしても有名な山の辺の道へといざなうお散歩コースとしても気持ちがいいし、新鮮な野菜などを売っている道の駅もありまして、熊さんは奈良県北部へ出かけた仕事帰りにふらっと寄って美味しい果物や食べたい野菜、お豆腐類などを買うのが楽しみとなっています。そこの一角になぜか等身大の「キン肉マン」のオブジェがありましてね。職員さんが是非にと写真を撮ってくれました。何やら奈良県と「キン肉マン」は何かとゆかりがあるのだとか。元々の「キン肉マン」にポップアートデザイナーのハタヤママサオさんという方が縁あってイベントでペイントをしたらしく「POPで世界をHAPPYにする」というコンセプトで独特の色彩感の「キン肉マン」になっています。よく見ると奈良県の名物がたくさん描かれているのだとか。クイズも隠されているよ。
 ということで、「子どもさん(特に男の子)は喜ぶかもな」と思って載せてみました。障害サービスや高齢者の施設さんも散策に来るようです。ちょっとした池のほとりや小高い丘を周回できるようにもなっています。皆さんも良ければ立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

                   熊さんより


2024-09-10 「鉄道&バスフェステイバル2024」が王寺駅前で開催されるよ!

 電車バス好きのお父さん、マルシェ好きのお母さんや子供たち。奈良県王寺駅前の施設で 大規模なイベントがあるよ。「子ども制服体験」や「子ども運転体験会」、「プラレール広場」 や奈良交通の「ボンネットバスツアー」などなど。「鉄道」や「バス」にまつわるイベント を中心にテレビやラジオでおなじみの「パーソナリティさんのトーク」もあるみたい。チラ シをつけておきますので興味がある方は参加してみてはいかがでしょうか?。ちなみに「王 寺町100周年」に向かっての「記念イベント」らしいけど、熊さんは王寺町の回し者では ございません(笑)。
事務所の所在は毎度おなじみ奈良県桜井市ですが、呼ばれればどこへでも行く熊さんで した。




2024-09-07 熊さん「認知機能測定イベント」に参加してみたの巻

 皆さん9 月は認知症月間ということはすでにお話をしたかと思いますが、実際に熊さん も奈良県桜井市役所の入り口イベントスペースで実施されていた簡単なテストを受けてみ ました。「1~25」とか、画面にばらばらに出てくる数字を決まった時間内で「1」から順 番にペンでタッチしていくテストとか(脳年齢がわかるらしい…)、左の人差し指で「動脈 硬化測定」をするテストなどをしました。写真は福祉用具の「ヤマシタ」さんというところ が協賛して熊さんの歩行能力テストをしてくださっているところです。ちなみに左足だけ でからだの80%を支えていることがわかったり、段差に気をつけるように言われたり、足 の運動メニューを頂いたりしました。今月は様々な場所でイベントが予定されています。皆 さんも機会があれば気軽に参加してみてはいかがでしょうか。熊さんでした。



2024-09-04 「ひまわり」がかろうじて咲きました。

 例年に見ない酷暑にも耐え、雨風にも負けず、バッタさんの襲来で葉っぱはかじられ、虫 につかれては消毒し…、何度、今年はあきらめて引っこ抜こうかと思案をした結果、我慢に 我慢を重ね、なんとか小さな蕾をつけ、やっと☀おひさまの方を向いて、花開いてくれま した。無残な姿にはなりましたが、精一杯咲いた「命」。皆さんに見てもらえたらと思う熊 さん達でした。ちなみに、黄花コスモスは何とか満開です。
                   熊さんより



2024-08-29 近鉄の新型一般車両がまちかどの前を通り始めました。

 「まっ茶っ茶」の見慣れない試運転の車両が「まちかど福祉ステーション」の前を通って 行きましたよ。まもなく走り出す新型一般電車の近鉄大阪線での試運転だとか。と言っても、 まだ、写真で捕まえるのは難しいな。電車好きのお子様たち。また、走り出したら、まちか どの前の歩道橋の上から、見に来てくださいね。
                   熊さんより


 新型一般車両「8A 系」(画像:近畿日本鉄道)

2024-08-28 お米の話題が多いですね…。

 皆さん、「お米の不足には困っていませんか?」。米不足により各店舗で品切れが相次ぐ中、 「なんとか手に入れよう」、そんな気持ちになってしまいますよね。利用者さんのお宅にお 邪魔しても、「高くて手が出ない」「あっても一家族で一袋」「売りに出たかと思えばすぐ完 売」などなど。そう話しつつも、幸い、ヘルパーさんなど、支援者さんの買い物でのご尽力 も含め、食べ盛りの子どもさんを抱えるお宅も含めて、利用者の皆さんはご無事のご様子。 安堵しているところです。ホームセンターで大袋の「玄米」が消えていたり、スーパーで「麦」 と「もち米」だけだった。なんて聞いた時は、さすがに「へーッ」と思いましたよね。必要 な時に必要な分があることが本当にありがたいことだとつくづく感じました。
日本における米の需要と供給のバランスは、複数の要因が絡み合っていて、作る側、消費 する側、それぞれの事情がたーくさん。専門家とされる方々の意見も様々ですよね。そこに 自然や災害相手に南海トラフ地震や台風の警告。なので、なおさらということだけはわかる のですが…。
 「お米が全くない」という訳でもないのですが「すっきりともしない不安感」という「い やーな感じ」ですね。新米も出だしたようですが、どうか価格も含めて収まりがついていっ て欲しいなと思うばかりの熊さんでした。
                   熊さんより


            素材はフリーイラストから頂いています。

2024-08-14 「子どもマルシェ」のイベントを覗いてきました。

 皆さん、最近よく耳にする「マルシェ」という言葉をご存じですか?。「マルシェ」とは、日常の買い物をする「市場」を指すフランス語。フランスより、はるかに規模も小さいのですが、「食材」や「雑貨」などを売って楽しむという意味では似ているかなというものです。
 そこで、去る8月12日、宇陀市榛原「サンクシティ」1階、エレベーターホール前の広場にて、子どもたちを主役としたマルシェが催され、活動の様子を見てまいりました。
 当日はくじ引き・的あて、野菜販売やお菓子つかみ放題にくわえて、フリーマーケットなどを子どもさん主体になされていました。主催者の放デイ管理者さん曰く、子供を成長させるには「販売活動」の実体験が一番とのこと。これから様々なネットワークを通じて地域の団体・個人の皆さんと共に交流イベントを拡げていきたいとお話です。
 今回はその中から、特に力を入れていたという、「小学校6年生の女の子」が立ち上げたショップ「フラワー」の「ショコラ」というブランドをご紹介。子供さんは「対人恐怖症」をお持ちなのですが、とても「絵が好き」との事。今回、お母さんと一緒に店先に座り、自ら接客をしてお金の受け渡しをしてくれました。ちなみに当事業所とは無関係の子どもさんです。お母さんの了解が取れましたので今回、熊さんの購入したブックカバーとピンバッジ、ショップに出しておられたチラシをご紹介します。ちなみにブックカバーは裏地も可愛いんですよ。
 個人情報の関係からマルシェの様子は省略ですが、ぜひ、彼女の作品を見てあげて頂けたらと思います。今後とも熊さんは、ここぞというところに突然出没しますね。(笑)

                   熊さんより



2024-08-14 「黄花コスモス」が咲きました

 まちかどの空き地に蒔いた種がようやく花を咲かせてくれました。前回ご紹介は春の「菜の花」。今回は「黄花コスモス」です。事務所の前は地域の皆さんの通学路、兼、お散歩コース。時々立ち止まってみていただけたり、小さな子どもさんがお母さんと触ってくれたり。嬉しい限りです。例年暑さが増して、お花の維持が難しくなってきましたね。もとは9月の認知症啓発活動から始まった「オレンジプロジェクト」。そこから身近な地域を美しくという形で「まちかどガーデニングプロジェクト」に発展したのですが、「う~ん」、さすがにこの暑さ。でも、せっかく始めたからには、何とか維持したいな。熊さんの同僚、熊子の独り言でした。

                   熊さんより



2024-08-13 災害用品の購買動向を見つつ自身も行動してみて感じたこと

 南海トラフ地震の恐れについて気象庁より公表されてからしばらくが経過いたしました。報道発表直後には「水」を中心として購買行動が発生し、私どもも仕事を終えて様子を見に行った時には「数時間の内で売り切れた」という事態が発生していたのを経験しました。日中にお仕事をされていた皆さんやスーパーの店員さんからは、何が起こったかわからない内に「気づいた頃には無くなっていた」というお声を聞いたり、一部地域では元々値上がり傾向であったお米がなくなるという噂話に端を発し、完売したなどのお話をうかがいました。「コロナ」の時の「マスク」以来の経験だなとつくづく感じた次第です。高齢の皆様や障害をお持ちで在宅生活を特に単身等で送る皆様にとってはさぞかしご不安なこともあったかと思います。上手に買い物支援等を活用いただけましたでしょうか?
 このほか、トイレットペーパー、家具の転倒防止用具やカセットコンロ、日持ちのするカップ麺、簡易トイレ等を中心に人気商品から品薄の傾向となったようです。当事業所では、行った先々で各店舗の様子も合わせて視察していますが、確かに品薄の商品や個数制限が出ているものはあるものの、現在のところ、各店舗により在庫状況に差はありつつも、流通は滞っておらず、入手がよほど困難となっている訳ではないことを確認しております。この辺りは国等も「冷静な消費行動を」と声高に伝えておりますが、この原稿を読んでパニックになっていただく必要もないのかなと考えております。現在のところ、ご利用者様からもご相談は入って来ていない状況です。
 熊さん自身も正直、真っ先に「水」と当座の「食糧」と思って行動したものの、意外と冷静に考えたり見て回ると災害の時に必要となる物と言いますか、普段、何気なく過ごしている日常生活に必要な物って一定期間持ちこたえるためには色々とあるものですね。
 特にプライバシーを守っていくための着替えやトイレ廻りへの配慮用品など、落ち着いてみていくと色々と必要なんだなぁと感じました。この辺りは災害等でご苦労をされている地域の皆様はより実情をご存じなのだろうとつくづく思いましたし、ことが起こってからというわけにはいかない常時備えておくべきものなのだと痛感致しました。
 コロナの時には熊さん自身、従業員さんに出す「マスク」すら、当初に気持ちよく用意できなかったという苦い思い出もあります。未だ、いつかは起こる災害のために緊張を解くわけにはまいりませんし、何よりもまずは前回ご案内の通り避難行動の登録確認と確保が重要ですが、日常の消費行動の中でも必要な物を少しずつ用意するなど、お互いに防災意識を見直していければと思う熊さんでした。

                   熊さんより

2024-08-05 「ひみこちゃん」と一緒に撮った写真が出てきました。

 「いや~」、「懐かしいなぁ~」、「二人とも若いなぁ~」、「いつ頃の写真だろ~」。「年取ったなぁ」。
 皆さん、奈良県桜井市のマスコットキャラクター「ひみこちゃん」はご存じですか?
「ひみこちゃん」は年取らないなぁ。
 桜井市のプロフィールによれば、出身地は桜井市。年齢は永遠の12歳(誕生日は2月22日らしく)。 性格はマイペースでめんどくさがり屋。 好きな物は、甘い物とゲーム。特技は変身だそうでして…。
 「何の時の写真だろ~。」と思って、頑張って探したところ、平成29(2017)年6月3日、第12回「市民ふれあい福祉まつり」だったことが判明いたしました。
 場所は桜井市グリーンパーク(夢市場)。市内の福祉団体の皆さんによる歌やダンス、和太鼓や手話劇、歌の合唱など楽しいイベントがくりひろげられ、展示やバザーも盛大に行われていました。ただ、この時は、「まちかど福祉ステーション」は招かれず…。なぜか「お客さん」として勝手に見に行ってたんですよね。「なんでだろう?」
 その後、コロナ下でイベントは終息。去年の12月に市立図書館で小規模で「福祉まつり」があったらしいのですが、やっぱり呼んでもらえなかった。福祉の「相談事業所」はきいてみたけど、なぜかやっぱり呼ばないんですね(笑)。
 と、話は脱線しましたが、「ひみこちゃん」と当時、写真を撮ってもらえたのは「嬉しかったなぁ~」。「ひみこちゃん」の中は当時「誰だったかなぁ~」。忘れたけど、「互いに年取ったなぁ」と懐かしく思い出にひたる熊さん達でした。
 ※「ひみこちゃん」を営業活動で使うのは禁止ですので、あくまで思い出です。(笑)

                   熊さんより



2024-08-02 障害児通所支援事業所連絡会に参加して
                 ~インクルージョンについて考える~

 今回は、また、まじめなお話ですが、先月、奈良県重症心身障害児者支援センター主催の通所事業所連絡会に参加をしてみまして、その感想を書いてみたいと思います。
 児童発達支援の世界においては、最近の法改正で「インクルージョン」という言葉が話題に上っているようでして、言葉の説明をしだすととても難しくなるのですが、私のイメージとしては、「障害のある子どもさんや事業所の皆さんが地域社会に参加すること・地域社会が受け入れている姿」を意味する言葉かなと。大元には「障害者権利条約」の考え方があるのでしょうが、「年少期より、障害の有無に関わらず、子ども達が様々な遊びや活動などの機会を通じて地域で共に過ごし、学び合い、成長することができる地域社会の実現を目指していく。」そんな考え方と捉えています。
 そのような中で、地域にはたくさんの事業所さんがあるわけですが、どちらの事業所さんも「各事業所さんの存在を知ってもらうこと」に苦労があるということをおっしゃっているのが印象的でした。
 かたや、当職のように独立して相談支援の事業所をさせていただいていますと、親御さんからは「どこのどんな事業所が自分の子供に合うのか、どちらの事業所さんがどんなことをしてもらえるのかが全くわからなくて困っている」というお話をよくお聞きします。
 でも、今回、連絡会に参加して、様々な事業所様が様々な創意工夫をもって日頃の療育に特色をもってあたっていらっしゃることがとてもよくわかり、地域の圏域マネージャーさん方の「もっと情報を集約して見える化していくこと」や「地道な活動がひいてはインクルージョンに繋がっていくんだ」というニュアンスの言葉がつくづくと身にしみて感じるなぁと思いました。
  お固い言葉を使えば、「インクルージョンの推進にあたっては、幅広い地域の関係機関それぞれが理解を深め、連携・協働し、障害児支援の対応力を強化して取り組んでいく必要」とか、「地域の住民や関係機関等に共有していくことが重要」という行政的な表現に行きつくのでしょうが、実は結構、親御さんや我々相談員は地域の支援先の情報を求めていて、逆に事業所さんは自らの特色や良さを広く伝えきれていない。「そこのミスマッチが大きいんだよなぁ」と感じた次第です。「上手にマッチングできる仕組みはないのかな。」、「たくさんの情報が欲しいな。」
 以上、熊さんのまじめな独り言でした。

2024-07-31 熊さん達、仕事の合間で、美化活動に精を出すの巻

 みなさん、最近、「せちがない世の中になって来たなぁ…」と思うことはありませんか?
「いきなり何を言い出すの?」と思われそうですが、実は熊さんの事務所の周辺。今までは、建物の管理会社の方が清掃業者の方に依頼して「ピカピカ✨」にしてくださっていたのですが、何かの加減で交代してか中断してですね。以後、「雑草ぼうぼう」の状態。今のご時世。だんだんと手が回らなくなったりするのも仕方がない事ですよね。
 ということで、太っている熊さんの「痩せよう企画」と相まって、ご近所さんにも喜んで頂ければと「事務所周辺」や近隣の方が使う「駐輪場」など、仕事の合間で、わずかずつですが、時間をお掃除や草引きに充てることにしたのであります。
 やっぱり「皆さんを出迎える事務所は綺麗に越したことはないですよね。」と思って一人で納得してみたり。最近、利用者さんや関係機関の皆さんから、「ちょっと瘦せたんじゃないの?」と言われては「よっしゃー!と思ってみたり」している今日この頃です。
 ということで、環境を保つことや地域貢献も企業活動としては大切なこと。コロナの感染拡大も気になるところですが、「お見えいただく方には気持ちよく」。まちかどの「おもてなし」への努力の一端でした。

                   熊さんより



2024-07-29 熱中症ステッカーをひそかに流行らせています(笑)

 皆さん、このステッカー見たことありますか。最近、地元の市役所のあまり人の来ないフ ロアへ行ったところに置いてありまして。今の時期にこそ「これはもったいない」というこ とで、見えるところに置いたりして少しずつ、配って流行らせています。
 調べていくと、正式には農林水産省の「農作業安全&熱中症対策ステッカー」というもの の一部だとか。本当に熱中症には気をつけましょうね。

                   熊さんより



2024-07-26 暑中お見舞い申し上げます

 梅雨も明け、いよいよ夏本番。蝉の鳴き声で目覚めることも増えました。まさに酷暑のみぎり。皆様、いかがお過ごしでしょうか。通り一遍のご挨拶ですが、お体には気をつけて、お過ごしくださいね。

              株式会社まちかど福祉ステーション スタッフ一同



2024-07-19「トップページ」の動画が久々に増えました!!

 まちかどのスタッフさんがかわいいイラストを描いてくださいました。
 「福祉のことならまちかど福祉ステーション!!」。
 かわいい「熊さん」のイラストです。
 ぜひ見てくださいね。
 ちなみにこんな感じです。


                   ©株式会社まちかど福祉ステーション

2024-07-15 鰻(うなぎ)のシーズンが来たことから始まる熊さんのトラウマの話

 土用の丑の日といえば鰻(うなぎ)。そろそろ、お魚コーナーでは鰻一色になってきましたね。先日、スーパーで桶の中で泳いでいる鰻を初めて見てびっくり。焼きあがった物しか見たことがないのでね。「へ―生きた鰻を店先で泳がしているんだ」と思いましてね。思わず、お写真を撮らせて頂きました。「食べるのが可哀想だなぁ~」なんて思ってしまいますが、最近は「からあげ」が大ブームですが、鳥肉が食べれない方も同じような感覚を持つらしいですね。私と違って鰻が大好物という方もたくさんおられるのでしょうね。
 ところで熊さんはなぜ鰻が苦手なのかといいますと、小学校の3年生か4年生の頃だったかな。母親から「ここ美味しいから食べ!」と言われて鰻の切身を差し出され、喜んで食べた瞬間、喉の奥に小骨が「グサッ!」。「ぎゃー」と大泣きして何をしても取れず、三日三晩、のたうち回って、美味しいんだろうけど、生涯、死んでも食べないと決めたのであります。
 皆さんにはそんな「苦手」や「トラウマ」はありますか。熊さんは苦手がいっぱいありまして。何かというと「牛乳」、「習字」、「納豆」、「お寿司」、「学校の先生」、「算数」かな。
 最近の熊さん日記は長すぎるので、この先のお話はまた次回。
 ここ最近は、梅雨末期の激しい雨ですね。皆さんに災いが及びませんように。備えだけはきちんとしておきましょうね。もうすぐ梅雨明け。夏バテや脱水症に気をつけて、季節感を楽しんで、この夏を乗り切りましょうね。



2024-07-09 「生活介護事業所連絡協議会」に参加して~外出支援を改めて考える ~

 先日、熊さんが「主任相談支援専門員」になりましたというご案内をさせていただきましたが、その後、様々な地域の活動をなさっている皆様の集まりの場面等に勉強で参加させていただくことが増えました。
 皆さんは「ユニバーサルツーリズム」という言葉をご存じでしょうか。日本では、バリアフリーやノーマライゼーションの観点から高齢者や障害者が主に参加できる旅行を「ノーマライゼーションツーリズム」と呼んだり、さらに一歩進んで、年齢や障害の有無にかかわらず、誰もが気兼ねなく参加できることを目指そうとするものを「ユニバーサルツーリズム」と呼んだりするそうです。健康を目指す旅は「ヘルスツーリズムだとか」横文字だらけ。どちらかというと、国や旅行業界のほうではその「市場規模」から「お金」として物事を見がちですが、実は重症心身障がい児者のみなさんのお話を伺っていると、そのようなところにたどり着く以前の、身近で切実な問題があるのだなと感じさせられました。
 特に今回の連絡会でそのような言葉や課題が出たというわけではありませんが、お聞きしていますと一つの話題としてコロナ明けもあり、皆さんの事業所では「どんな外出支援を提供されていますか?」というお話の中で、そんなことを感じた次第です。
 実際に外出するには、天候の問題、体調の問題、お手洗いの問題、キャパや広さの問題、移動や動線の問題、費用の問題、スタッフの取り扱いの問題、算定上の問題、機材繰りや緊急時対応の問題、そして何よりニーズと合致するかなどなど、様々な課題があることを考えさせられました。
 6月号だったかな。広報誌の「県民だより奈良」でも公園整備がかなり進んできて気持ちよく出やすい散歩先が増えたり、ショッピングモールなどは繰り出しやすい先として頻繁に登場していました。やはり満たす条件がそろっているんでしょうね。
 先日、熊さん日記で「訪問リハによる買い物外出」なども取り上げましたが、批判を覚悟の上で申しますと、「意外とサービス支援は良いことをしているように見えて、実は元気な高齢者など、やりやすい方向にできやすい支援の方向に比重が向きやすく、重症心身障害のケアや医療的ケアに向いてくれることも少ないよな…」と個人的には感じています。テレビでも何かの特集だったかな。お医者さんが専門にツアーを組む会社を立ち上げて、終末期や普段出来にくい一人の夢をかなえる努力をされているシーンがありましたが、かなり周到な準備と努力を払っている姿を見る反面、金銭面を中心として運営上の持ち出しの大きさに苦慮されている姿をお見掛けしました。
 自社でも身近なところに考えさせられることもあり、また、自身の出来ることをできる限り比重をかけるべきところに置いて行けるようにと考えていきたいなと感じた次第です。熊さんの独り言でした。
(最近、日記がほんとに長いですね…。)



2024-07-07 「パートナーシップ宣誓制度」や「ヤングケアラー」の記事に思うこと

(ちょっと長いです)
 地域の皆さんは、今月号の桜井市広報誌「わかざくら」をご覧になられましたか?。「パートナーシップ宣誓制度」が作られましたね。「性的マイノリティ」のお2 人が互いを人生のパートナーと認める仕組みは全国的にも徐々に進んできていますが、奈良県も今春から導入。性の多様性の考え方が地元桜井市でも取り組まれてきたのだなぁと思って眺めていました。
 「性的マイノリティ」、「LGBTQ」、「ダイバーシティ」、「インクルージョン」などなど、専門職の立場からすれば、言葉によってさまざまな違いが微妙にあったりはするのですが、要は「様々な人が世の中にいて、一人一人の個性や価値観の違いを互いに認め合うということ」なのでしょう。私たちの事業所に相談に来る方にも、パートナーと暮らす方もいますし、性別を自認することに悩む方もいます。
 また、同じく今月の「県民だより奈良」においても、「学校進化中」という記事の中で力を入れておられることの一つに「ヤングケアラー」が取り上げられています。
 「ヤングケアラー」の問題でもよくあることですが、学校や福祉現場でも、最近は「意識を高める」とか「頼れる場を伝える」などと講演会で話をされる場面が見受けられていますが、熊さん的には、何れの分野もすでに民間や大手企業がかなり先行していると思っています。その点、市民や企業に理解を求めるのも大事ですが、何よりも社会全体でいかに利用できる各種サービスや制度を自助・共助や民間にばかり頼るのではなく、「公的に構築・整備できるのかな」というところや「埋もれているところを公的に救い上げる仕組みを作ることができるのかな」ということに尽きるとも感じています。その辺りの実践のお話がなかなか聞けないことは残念と感じています。
 私たち実践現場ではマイノリティの方の理解にとどまらず協働関係を行なうところまで発展している企業もあります。
 また、ヤングケアラーの支援においても生活保護の人に積極的に修学支援を案内頂いたことで進学につながったと喜びの声を聴いたり、月に1 回でも子ども食堂を開いている団体さんがあったり、今あるものの中でも、色々と地道に頑張っている印象がありますし、ただの理念を語るのではなく、そういう身近な実践が皆さんに伝わっていけばいいなぁと思っています。
 他方、未だに就労したお金すら通帳を親に預け、散髪や入浴、通勤の定期代すらままならない、あるいは親の看病のために就労できず、制度的になすすべ無しという場面にも遭遇しています。もはや公的には頼れない資源の集積が必要なのですね。
 熊さんの父の時代は家のために小さいころから新聞配達や牛乳配達をして祖父や家にお金を入れていたとも聞きますし、熊さん自身も、家の鍵とお守りを首からぶら下げて野良犬におっかまされながら酒に酔った父親と共働きの母親の愛情を求め過ごした子供時代があります。「貧しさや苦労なくして人は育たない」なんて持論を自分に言い聞かせた時期があったかも。でも、今からの時代は色んな人が自分の幸せを享受する時代なんだなと思ってみたり。「男だから、女だから」とよく言われたものだなぁなどと懐かしくも思うのでした。
などと、長くなりましたが、広報誌を読みながら、様々な思いの錯綜する熊さんでした。

2024-07-05 訪問リハビリテーションにおける「外出訓練」について

 訪問リハビリテーションにおいて「買い物」や「食事」に連れて行ってもらう、あるいは、「車両等で自宅より離れた公園等へ移動」し、そこで気分転換を兼ねて「散歩」を行なう。という支援が見られております。
 リハビリへのきっかけづくりや引きこもりの防止として「買い物リハビリ」という言葉が高齢者の介護予防という観点から着目されているとのこと。地域の会議などに参加すると、必ずといっていいほど話題に上ってきていたのも外出支援や移動手段であり、社会資源の中に外出支援が少ないことも要因の一つと考えられています。
 「買い物へ行く練習」は、日常生活の中で必要不可欠な活動の一つであり、患者さんが自立した生活を送るためには非常に重要となっており、患者さんや利用者さんが自分自身で計画を立て、実行することで、自己決定力や自己管理力の向上が期待され、社会的な交流が生まれ、患者さんの孤立感や社会参加への意欲も高まると考えられているなど様々な理由づけがされております。理学療法士・作業療法士といったセラピストの先生方は、都度、利用者様が「買い物」や「散歩」、「食事」をする中で生じている問題や障害に対して、適切な支援を提供するということになるのでしょう。
 他方、公用車へのご利用者様・ご家族様の同乗は「業務輸送利用」ではないため一切行わず、何らかの都合で依頼された場合においてもお断りさせて頂く、かつ、現地での家族指導や歩行等の訓練に対してのみ報酬算定を行なう。仮に外出訓練を行なうとしても、将来的にスタッフが関わらなくなったとしても、ご利用者様が行きたい場所に行けるという事を前提にそのための障壁となるものは何なのかという間接的なところから目標設定を行ない、訪問リハビリのセラピストがアプローチすべき部分はどこなのかを評価すべきものであり、直接的に外出練習を行なうことだけが手段や答えではないというご意見もあるようです。
 さあ、皆さん、一見うるさくも聞こえるようなお堅い話かもしれませんが、「すべての皆さんにとって公平平等に提供できるものなのでしょうか」という冷静なご意見も伺ったりもしました。
 根っこは外出の出来にくい社会制度に行きつくのかもしれませんが、皆さんはどう感じられましたでしょうか? ケアマネジャーとしての熊さんの頭の体操でした。



2024-07-03 「マラソンの完走メダル」

 ある時、相談に来てくれた利用者さんが、「マラソンの完走メダル」を持って来て見せてくれました。初めて参加の話を聞いた時は「へー、フルマラソン!」「42.195キロ」。「ぞっとするわ」。と思ったものです。今は、ITの発達でリアルタイムで応援メッセージも入れることが出来れば、どこを走っているかも見れるんだとか。パソコンから一度「まちかど」の名前で「がんばれ!」と応援メッセージを入れてみてから、「あー架空の名前で応援しないといけなかったのかなー」などと反省したりしていました。「熊さん」で入力したほうが良かったかな…。オリンピック代表の大迫傑さんや人気ユーチューバーのカズさんも走ったりしたらしいですよ。
 今は精神的に落ち込んだあと、働く先を探しているとのこと。やる気があるときに行動できればベストですが、日々の中ではそうでもないときもあったかと思います。何をしていても時間は過ぎます。焦燥感や焦りが出てくるときもあれば誰かの力を借りてでもなんとかしたい時もある。もちろん自分の力で解決しないといけない時もあるでしょう。そんななかでも、参加しようという気持ちをもって完走してきた、いくつかのメダル。そう思って、これらのメダルを見つめました。熊さんは走るのは苦手。50メートルも走れば息が切れて倒れているかと思いますが、利用者さんにとっては別の意味で熊さんは良い伴走者になれてるのだろうか?。などと、考えてみたりもしていました。ということで、載せてもいいよということで、完走メダルの数々です。ちなみに、次のマラソンは決まっているそうです。(笑)
 そのあと、散歩で預かっているわんこも見せに来てくれました。名前は「パル」。合わせてのご紹介です。

                   熊さんより



2024-06-24 それぞれの得意を目指して!!

 先日、とあるスーパーに行ったところ、レジを終えたところに「全国児童画コンクール」の応募画用紙がおいてありました。今年の分はこれから始まるみたいですね。皆さん、よければチャレンジしませんか?
かつて春休みのことだったでしょうか。とある放課後デイサービスさんが、武道館の一室を借りきってみんなで「絵画教室」をするとのこと。出向いてみると、たくさんの子どもさん達が思い思いの画材と色使いで、ちょっとしたテーマと先生のアドバイスを受けながら個性のある素敵な作品をたくさん描いておられました。
 また別のお宅へ伺うと、それぞれの子どもさん達が、「僕はラーメン屋になる」。「私はケーキ屋さん」。「僕は水族館で動物飼育」。「俺は今パンと菓子を焼いてる。」などなど。「マッサージ師」や「しいたけ栽培」を目指している子までいてですね…。                           ひょっとしたら、熊さんはもう少し歳が行ったら、いろんなところで成長したみんなの世話になってるんじゃないかな。
CGでグラフィックを描くのが得意な子。陸上で一番という足の速い子。などなど、思わず、「今のうちにサインください!」なんて言ってしまいそうでした。
 とあるお店を手伝うお母さんがお店に飾っているうちの娘の絵を載せていいよとのことで写真を頂きましたので、ちょっとご紹介します。

              みんなの将来を楽しみにしている熊さんでした。



2024-06-12「新しい学校のリーダーズ」をみて嫌なことを全部忘れたの巻

 熊さんの完全な独り言ですが、皆さんは「新しい学校のリーダーズ」ってご存じですか?
「新しい学校のリーダーズ」は 2015 年に結成。セーラー服姿がトレードマークの女性 4 人組の ダンスボーカルユニットだそうで、結成当時はまだ中学生だったということで、今は22歳とか25歳だそうです。グループの考え方は「模範的なヤツばかりが評価されるこの時代、くだらない不寛容社会から、個性と自由ではみ出していく」とかで、「青春日本代表」なんて表現されています。世界的にも活躍中で紅白にも出たみたいですね。今はすごい人気だそうで…。
 ところでなんで熊さんが…なんですが、実は、先日来、「出向いた先々で十分な説明を受けることができない」、あるいは、「通り一遍な受け答え」。「窓口対応者によって回答内容が異なる。」という場面が重なりましてね。本当にイラっと来ますし、利用者さんのためにもならないし…。なーんて悶々としてた時にまともにこのグループの映像が流れましてね。「こんな子達初めて見た」と思っていたら、なんだか、見入ってしまってですね。セーラー服姿で歌って踊りまくってるんですが、彼女たちのなりそめを聞いていると、辛い時期をものともせずポジティブな子達だなと思っていたら、自分の嫌なことを全部忘れてしまっていたのでした。
 それに加えて、この「個性や自由ではみ出していくという発想」。これが、今の時代の「多様性」や「均質化」に走らない学校、行政、地域づくりでも注目を集めたり、精神科医療や臨床心理の世界における「他者理解」や「対話」、「対人援助」という我々の仕事にもすごく大切なものとなってきているようで。「誰一人取り残さない」という包容力と柔軟性という世界観は福祉や子供たちの療育現場、引いては最先端の「イノベーション」を目指す企業活動にまで発展しているという考え方でございまして…。と、ここまでくると、もはや面倒くさい腹立ちも消えて「スカッ」と消化した熊さんだったのでした。時代も変わりましたね。



2024-06-10 サステナブル(次の世代への持続可能性)のある社会へ

 今いろいろな所でよく耳にする「サステナブル」という言葉をご存じですか?
「サステナブル」とは「sustain(持続する)」と「able(可能な)」の2つをかけ合わせた言葉で、「持続可能な」という意味があります。サステナブルな社会とは「自然や人間としての豊かな暮らしを未来に長く継承していけるよう、地球の環境や資源へ配慮する社会」のことを指します。まちかど福祉ステーションでは、使用済みカートリッジの回収活動に協力しています。今の時代、大きい会社も小さい会社もすべきことは同じかな。先日ご案内した「SDGs」はその大きな目標のようなもの。自分たちなりにリサイクルをこんな感じで頑張っています。この小さな取り組みが環境保全や教育活動にわずかばかりでもつながって持続可能性のある社会に繋がっていると思うと嬉しいです。大谷選手のようにグローブは配れませんが、ついに大手企業さんから、ベルマークの点数もまとまって初めてもらいました。たまったら地域の学校か海外へ。なんてささやかに思っている熊さんでした。



2024-06-05 花の名前を知りたくて

 この写真のお花の名前をどなたか知りませんか?
 何年も前にご利用者様より頂いたのですが、今の季節になると毎年事務所の前で綺麗に咲いてくれます。綺麗に咲いている時期もほんのひとときのことで「花のいのちはみじかくて…」。「毎年名前を知らずに終わります」。宿根草というのか多年草というのか、何となく球根の様なのですが、ご存じの方、まちかどの「お問い合わせ」コーナーにでもメッセージで頂けると嬉しいです。熊さんでした。



2024-05-27 精神科訪問看護に思うこと ~ 今回は少し真面目に ~

 精神障害者や知的障害者の方を対象にした「精神科訪問看護」を巡り、一部の事業者が過剰とみられるサービスを行なったりしたというお話が最近マスコミで話題となりました。

 私のところにも、「一律訪問が週3回となっている。」あるいは、「入退院したので週5日毎日訪問となった。」、「緊急時対応、時間外対応を行なっていただけない。」、「同日で必要だったが2回訪問はしていただけない。」、「二人訪問は本当に必要ですか?。その理由は何ですか?。」、「医療処置が必要ですけど、介護保険の訪問看護さんとの併給は不可ですか?。」、「介護保険と同じような形で緊急時訪問はつけれませんか?。」、「断ったら時間を変えてお見えになったり、先生の指示だからと言われました。」といった質問がまいります。

 日本の精神医療はこれまで世界の中でも入院に偏っており、問題視されてきました。精神障害のある人が社会の中で暮らせるよう地域で支える医療へと転換が求められているという流れの中、グループホームの新規開設のご案内や訪問看護のご案内、早期退院のご相談というのは実は私たちのところにも正直多いというのが実情です。また、個々の先生とのおつ ながりもきっと多いのだろうなとは伺います。

 上記のような疑問はなかなか直接聞きにくいのか、熊さんのところにもよく質問されるのですが、当事業所のご利用者様に限っては個別に一つ一つ調べて紐解いたり、同意が得られるのであれば、問い合わせてそのお気持ちをお伝えしているのが実情です。また、ご質問の中には個々の事例ごとに出来ることと出来ないことなど制度上の技術的な部分が混ざっています。

 障害者が地域で暮らす上で訪問看護の役割は実は大きくて、「医師とはあまり話せないけど、訪問看護さんならいろんなことが相談できる」といった声もありますよね。
ただ単に「自立支援医療」で役所に申請してお医者さんの指示があれば負担少なく使えるからではなく、「医療のことだけでなく生活や仕事、あるいは育児まで」。そんなことを相談できて困った時にこそ助けてもらえる、そんな地域での暮らしを支える良質な支援者との出会いを求めたいものですね。

                         熊さんの独り言でした。



2024-05-05 「まちかど」に「ラッピング電車」が来たよ~

電車好きの子どもの皆さん。ついに、「万博ラッピング電車」が「まちかど」の前を通るのをつかまえましたよ~。「どうですか?皆さん。」
日々ばらばらの時間帯に通るから難しいのだけれど、一日1 編成。「伊勢中川」行きの「急行」みたいですね。
近鉄で調べて頑張ってみました。見て喜んでもらえると嬉しいな。
ちなみに「アーバンライナー」と「奈良交通のバス」さんも通りました。
「まちかど」の前はなかなか楽しいですよ。
「後藤さん忙しいのと違うの?」と言われそうですが、人を喜ばせたい一心で「これはこれ」。
ではでは。こどもの日の熊さんでした。





2024-05-05 こどもの日の思い出

熊さんは何を隠そう「九州男児」。と言っても「おギャー」と言っているうちに奈良に連れてこられたのでありますが、故郷は数年前に大水害にあった熊本県。球磨川のふもとに産声を上げたのであります。
今はちょうどこどもの日。皆さんは「きじ馬」というものをご存じでしょうか。「きじ馬」とは子どもの健やかな成⾧を願う縁起物として、昔から親しまれている私の故郷、人吉・球磨地方独特の郷土玩具。その昔、都を追われた平家の落人たちが華やかな都の生活を偲んで作り始めたと伝えられる木製の胴体に輪切りの松の木の車輪を付けたもので、胴体に施された赤や黄色の鮮やかな紋様が特徴的。諸説ありますが、頭には“大”の文字が描かれ、平家の落人が都の大文字焼きを思いながら刻んだとも言われています。
写真にお見せしているものは大きい方は熊さんが子どもの頃から大切にしているもの。鼻についているひもを引っ張ってよちよちと歩いたものです。小さい方は、桜井の木材会社の奥様が「作品として同じものを作りたい」とおっしゃられて取り寄せたお土産品になります。
人の人生には色々とありますので、子どものいる方いない方、幸せ不幸せと考えだすと様々ですし、私の幼き頃見た風景や歩いた線路も実は水害ですべて流されました。ふと、玄関の「きじ馬」を見て、「そっかぁ、こどもの日かぁ…」と懐かしく思い、日記に載せてみました。

                   熊さんより



2024-05-03 可搬式(移動式)オービスに気をつけよう!

 まちかど福祉ステーションの前の道路。県道200号線というのですが、近鉄大阪線と並行している東西一直線の道路です。なおかつ踏切や横断歩道も多く、側道は通学路。電車の撮影メッカとはお話ししたものの、先日も高齢者が巻き込まれ、事故多発地帯ともなっています。
 ということで、まちかど福祉ステーションの付近は最近、速度自動取り締まり装置の設置対象路線となっており、移動式自動速度取り締まり装置が時々設置されているのであります。
 法定速度の看板は40キロですので、あっという間に速度超過で写真に写ることもあるでしょうから、何より、当事業所へお見えの皆様は、安全運転に心がけていただきますようお願い申し上げます。お買い物に行く時なども気をつけてくださいね。自らも他人事としてではなく安全走行に努めます。
 具体的な取り締まり中の写真や機械の撮影、場所のご案内などは避けてもらえたら嬉しい旨、奈良県警現地係員さんの方のお話でしたが、取り締まり情報がブログに載る程度の事であれば表現の自由ということで、ここまでのお伝えは許可をいただいております。
 歩道橋にはライオンズクラブの横断幕も。安全運転は当然のことではありますが、「どうか皆さま、お気をつけを!」。熊さんからのご案内でした。
                   熊さんより



2024-05-01 ベルマーク運動への協力を通して「SDGs」を始めました。

 「SDGsエスディジーズ」。簡単に表現すると、世界の国々(国連加盟国)の政府が2016 年から2030 年までに、世界に住むすべての人々が幸せに暮らせるようになることを目指して定めた17 の目標を指します。すでに色んな企業や個人が活動を行なっているので皆さんはすでに聞きなれた言葉かもしれませんね。
 私たち福祉の世界にいる者たちも、ある意味色んなことにすでに当てはまって行動しているのかもしれません。例えば目標の3 番「すべての人に健康と福祉を」だったり。目標の5 番「ジェンダー」を意識したり。身の回りに花を植えることも目標の11 番「住みよい街」になるかもですね。今回は、加えて、具体的な行動として、従業員さんに触発されて育児支援や会社から出る廃棄物のリサイ クル運動もかねて会社として「ベルマーク運動」に取り組むことにしました。大袈裟ですが目標の4番「質の高い教育をみんなに」といったところに当てはまるでしょうか。次世代のためにちょっとずつ頑張って行こうかな。歳を重ねてきた熊さんのコメントでした。



2024-04-22 「まちかどガーデニングプロジェクト」

 皆さんは、昨年、熊さんが載せた「オレンジガーデニングプロジェクト」の日記はご記憶にありますでしょうか?
 当時は地域で認知症への理解と啓発を目的として「シンボルカラー」である「オレンジ」の「マリーゴールド」や「黄花コスモス」の種をまいていました。「きれいに咲いてよかったね。」そう思ったのを記憶しています。
 今年は桜井市でも各施設で実施の運びとなるそうです。活動が広がりを見せることは喜ばしい限りですね。
 実は当時より、まちかど福祉ステーションの周囲には雑草が生える空き地が見受けられていました。そのため、所有者さんの許可を取り、わずかな面積ですが、周囲をきれいにしようという気持ちに発展し、「オレンジプロジェクト」から発展して、そもそも誰にでも住みやすい気持ちよい環境を作ろうと季節の花を植え続けることにしました。今回はちょっと遅かったのですが「菜の花」です。
 活動の名前も変更して「まちかどガーデニングプロジェクト」となりました。
 いつしか子供連れのお母さんがお散歩で立ち寄り、小さな子供さんが花をさわってくれている姿を見かけました。花のある光景と親しみやすさを今後とも発信し続けられればと思います。
 いつしか人が集い語らう場となることを海外では「コミュニティガーデン」と呼ぶそうです。規模的にも理想には程遠く、忙しさの合間を縫っての活動ですが、自発的にしたいなと思う気持ちが続く間は趣味もかねて頑張ってみたいなと思う熊さんと熊子でした。



2024-04-18 実はあるカードゲームから ~表情と気持ちの表現を学ぼう~

 さてさて、カメムシさんの先程のお話。ちょっと下品でしたが、先ほどは、おならの「ぷー」ですね。実は「ぷー」にも怒った「ぷー」など、色んな「ぷー」があるというのが次のお話でありまして…。
 とある療育の計画作成でご家庭を訪問させて頂いた時、あるカードゲームが目に留まりました。お母さんに「これは何ですか?」と伺うと「女優さんになるカード」と教えてくださいました。タイトルは「はぁって言うゲーム」。
 例えば、今言った「はぁ」は、怒ってる「はぁ」?。それとも、とぼけてる「はぁ」?。感心している「はぁ」?など、お友達と声や表情、ジェスチャーなどで演技をしてお互いに当てあいっこするゲームだそうでした。
 お題は「はぁ」や「ぷー」以外にもたくさんありました。「ぷー」という表現だけでもいろんな「ぷー」がある。「へー」、「ホームページに載せてもいいですか?」。「これ、面白そう!」となりました。
 実はこのカードゲーム。後から調べると、かなり人気を博したゲームのようでして。集団を通じて非言語的コミュニケーションを培う大切さを知ったり。相手の気持ちを汲み取る力を身につけたり。表現力を身につけるなど、パーティゲームから派生して療育現場における社会生活機能のスキル向上にも一部役立てられている感じでした。介護現場でレクリエーションにも活用されたり…。
すでにご承知の方もおられたらすみません。対象年齢8 歳以上とされているようでしたが、俳優さんから会社員さん、学生さんまでさまざまに活用されているようです。あくまで興味や参考になればと思い、直感的に感想として載せてみた熊さんでした。
  出版社:幻冬舎edu
  著 者:米光一成 様 ゲームデザイン
      白坂 翔 様(JELLY JELLY GAMES)企画



2024-04-18 熊さんカメムシにやられるの巻

 今の季節、洗濯物に必ずと言っていいほどつくのが「黄砂」と「カメムシ」。とある夜、事務所で書き仕事をしている熊さんたち。ふと気配を感じ、天井を見上げると、蛍光灯に何かがいる。同僚の妻とふたりでふと見上げた瞬間。ばったりと目が合ってしまった。「しまった」。「カメムシだ」。「目が合った」。その瞬間、「羽根をパサッ」。閉じた瞬間、「臭っ!」。 「真上からぷーされた!」。悶絶した熊さんたちでした。



2024-04-13 近くの公園には「ミニひのとり・ミニしまかぜ」もあるよ!

 「まちかど福祉ステーション」から北西に2キロ。車で5分ほどのところには、「桜井中央児童公園」という公園があり、奈良県「桜井市」と「近畿日本鉄道」がコラボして、近鉄特急型遊具「ミニひのとり・ミニしまかぜ」が設置してあります。3歳から6歳ぐらいの子供さんが対象だそうです。2023 年の設置なので少しずつ傷も目立って来ていますが、良ければ一緒に楽しんでみてはいかがでしょうか?。近鉄桜井駅から徒歩10 分。桜井市役所の目の前です。とても心地よい公園で「ジャングルジム」や「ブランコ」、「滑り台」などもあり、小さな子供さんを持つお母さん方から「ドッジボール」をする小学生。中学生の女の子 たちまで楽しげに賑わっていますよ。今の時期は桜井市の花「山ざくら」がお出迎えです。




2024-04-12 「まちかど」からは近鉄電車がいっぱい見れるよ!

 「まちかど福祉ステーション」は近鉄大阪線に面し、桜井駅から大和朝倉駅の間の東西の直線コースに位置します。そのため、名古屋や伊勢志摩方面に向かう特急「ひのとり」や「しまかぜ」、「伊勢志摩ライナー」に「ビスタカー」。「大阪万博のラッピング電車」や「団体列車」まで多様な電車を見ることができる名所です。
 すぐ近くの歩道橋からは間近に電車を楽しむことができ、子供さんたちが親御さんと一緒に『電車きたー!』などと喜んで眺めたりしています。タイミングが合えば特急電車が交差する姿を見ることもできますよ!。
 目前は幹線道路が走りますので、くれぐれも安全は確保の上。音に過敏な子どもさんもいらっしゃるので注意して楽しんでくださいね。(付近に駐車場はありません。)
 ちなみに、電車の中から「まちかど」の看板を見ようとすると、「まー」と読みかけたら通り過ぎます(笑)。お出かけなどで電車に乗る機会があればこちらもぜひチャレンジを!。「まちかど見えたよ!」と言ってもらえると嬉しいです。


※ 原稿を書くために、熊さんが「まちかど福祉ステーション」の前の「城島(しきしま)歩道橋」の上から撮影してみました。左は特急「ひのとり」です。

2024-04-07 ご家族様から旬を愛(め)でさせていただきました。

 ご利用者様の奥様から季節感のある作品と色紙をいただきました。
 「蛤(はまぐり)細工」と「いちご」の色紙です。どちらも、今の季節を代表するものですね。貴重な作品をいただき、うれしい限りです。
 熊さんは今の季節の蛤と言えば旨みたっぷりふっくらを「浜焼きでじゅわー」とか「煮たり蒸したり」と食べることばかりを想像しますが、昔から蛤は二枚の貝殻がピタッと重なることから平安の時代から「貝合わせ」の遊びに使われたり、女性の幸せを願って縁起物として飾られたり贈られたりしたのだとか。今も蛤雛(はまぐりびな)とかがありますね。
 うちの事業所もみんなで仲良く合い和して仕事ができるように飾っておこうと思います。
 今年は「いちご」も豊作の様で値段が下がってきて買いやすくなりました。楽しめるようでしたら、旬の時期を楽しんでいただいてはいかがでしょうか。
 最後は芸術性が食べることに置き換わってしまっている熊さんでした。(笑)

(作品のご紹介は作者様のご了解を得ております。)



2024-04-06 桜の写真を撮ってみました。

お仕事で訪問中に奈良県桜井市金屋という在所の大和川の川縁で満開の桜を見かけました。
ここはちょうど桜井駅から天理へと向かう「山の辺の道」の散策コースの入り口付近にあたるところ。車を停めて、少しだけ「パシャ」っと写真を撮ってみました。「もう少しお天気が良ければよかったかも…」と思いつつも、例年、なかなかタイミングよく満開の桜にはあたらないものです。皆さんも機会がありましたら、今の季節を楽しんでいただければと思います。



2024-04-05「若い世代にも認知症理解を~奈良県宇陀市さんの取り組み~」

 今日、奈良県宇陀市の地域包括支援センターさんの窓口へお邪魔したところ、とっても可愛い「ロバ隊⾧」のマスコットがたくさん吊ってありまして…。それを見た熊さんは自分のところの従業員さんや子どもさんたちが喜ぶので何個かもらえませんかと交渉。
すると、「な~るほど~」。
実は包括支援センターさんなどが認知症の講演会や研修会をすると、「すでに認知症の家族を介護していらっしゃる方」や「ご自身が認知症になることを心配になられている方々」が参加者の大半を占め、認知症ということへの正しい理解が30 代や40 代といった若い世代や子供さんなど、「地域の皆さんに伝わっていないのではないか」とのお話をくださったのです。
 そこで、認知症をお持ちでもこんなこともできるんだよ、あるいは、ボランティアさんも一緒になって、「親子で認知症の勉強をしてくださった子供さん」に、「ロバ隊⾧」のマスコットを「材料を用意して一緒に作ったり差し上げたりしてるんです…。」とのことでした。
 只々「可愛いから欲しいな」と思った自分を恥ずかしくも思いつつ、「いい取り組みだな」。そう思ったので、「熊さん日記」に載せてみた次第です。
 このようなお仕事をしていてもなかなか当事者さんの気持ちには寄り添い切れず、はたまた、私自身も世代的に当事者になってみて初めてわかることも多いのが介護の世界ですが、皆さん、どうお感じになられましたでしょうか。
 今回、マスコットのお写真の掲載はできませんが、考える良い機会になればと思いました。



2024-04-02 「ほーほーほっほー♪」、「ほーほーほっほー♪」

皆さんはこの響きから何を連想されますか。春の朝方、自宅で寝ていると鳴き声で目が覚めます。見ようとしても見つけれず…。そんな時、妻は「はちょ(鳩)」と教えてくれました。
(※うちの家では鳩のことを可愛く「はちょ」と呼んでいます。)

先日、山手の住宅地へ訪問した時のこと。とても澄んだ空気の中、私の頭の上で「ほーほーほっほー♪」。ふと見上げると電線に一羽の細身の「はちょ(鳩)」。妻が「キジバト(山鳩)」と教えてくれました。警戒心が強い鳥と聞きますが、初めて生で「キジバト」を見たのと、求愛のために鳴く姿を見てとても感動しました。

今の季節といえば、ウグイスの鳴く「ほー、ほけきょ♪」。ウグイスの鳴く声は「ほー♪」でめい一杯、息を吸って、「ほけきょ♪~」でメスに届けと息を吐いているのだとか。

桜の開花も聞かれる今日この頃。様々な鳥たちも活動を始める良い季節となりました。



2024-03-28 「新年度もまちかどへ集合!!」

皆さん、この写真、どこかで見たことはありませんか。そうです。トップページの動画です。
実はこの場所、まちかどの駐車場ではありますが、朝は黄色い車は止まりません。ここは子どもたちの「集団登校の集合場所」なのです。熊さんも朝は子どもたちには勝てないのであります。新入学の子もここから通い始めるのかな。(笑)。
日中は「まちかどに集合~!」という声が聞こえてきます。遊びに出る拠点もこの「看板」だったり…。(笑)。
夜は午後8 時ごろまで、看板の「トップライト」が帰宅者の夜道を守るのであります。
ちょっとは役に立てていれば嬉しいです。
                 熊さんでした。



2024-03-23 熊さん男女共同参画社会を目指す? 男性でも代表でも掃除をするの巻

「肩書ではなく役割で仕事をしよう!」。「原点と現場力に立ち返ろう!」。
どこかの大手自動車会社さんの会⾧様のテレビCM のコメントのようではありますが、最近、自らも原点に立ち返り、役割の一つとして頑張って掃除を行なうことにしました。

「男はリーダー的役割を担い、女は家事やケアの役割を担うといった固定的な性別的役割分担意識にとらわれず、対等な社会慣行を家族内も含めて樹立する…」などと言い出すと、なんだか政治的で難しい話にもなりますが、年代が上がるほど家事へ参画する男性の割合の低さなど多くの問題があるのですね。要するに、出来ることを一緒に頑張ってやってみようかな、若い人たちについて行こうかなと思っています。

タイトル自体、すでに「女性」や「男性」、「地位」というイメージにあてはめてしまっているのかもしれませんね。いつまで継続できるのやら…。同僚は写真を撮って、今のところ笑いながら温かく見守ってくれています。
ちなみに福祉の世界は女性のとっても活躍している世界だと思っています。

                  熊さんの独り言でした。



2024-03-19 『フードレスキュー事業』を活用してみました。

皆さんは「食品ロス」という言葉や「フードバンク」、「フードドライブ」といった言葉をテレビやニュースなどでお聞きになられたことはございますか?

「フードバンク」とは、企業やご家庭においてまだ賞味期限はあるけれど、様々な理由により捨ててしまう食べ物を寄付していただきその食品を困窮者へ無償で提供する活動。

「フードドライブ」とは、家庭で余っている食べ物を学校や職場などに持ち寄り、それらを取りまとめて地域の福祉団体や施設、フードバンクなどに寄付する活動を指すそうです。

ちなみに「食品ロス」とは、企業などでは印字ミス、包装の破損などの理由で販売できない物、あるいは、家庭では頂き物で好みにあわない、つい買いすぎてしまったなどの理由で、まだ食べられるのに捨てられている食品のことを指します。

私達は、常日頃、福祉課題や生活上の困難を抱えている方々への支援を行なっていますが、その中には、今日食べるものにも事欠く方もいらっしゃいます。

この度、奈良県社会福祉協議会さんでは、そういった緊急の支援を必要とされている方々の安定・安心した生活に向けた支援につなげていくための取り組みとして、「フードレスキュー(緊急食糧支援)」を行なってくださっていることを知りました。

実は今回、個人情報はお出しすることはできませんが、当事業所において、まさに今日、その日の食べるものにも困る事案が発生。ご家族のお力添えを頂くことも出来ず、私たち相談員には直接できることはありませんでした。

そこで、せめてもの気持ちで桜井市の社会福祉協議会さんに「フードレスキュー」のご相談を致しました。

社会福祉協議会さんは快く、私達支援者のお話を聞いてくださり、おひとりにつき一年度に一回というわずかな機会とはなるとのことでしたが、ご飯やラーメン、パンや缶詰など保存のきく当座をしのぐ食材をお分けくださり、そのご厚意をお届けしたところ、ご本人様も大変ありがたく喜んでくださりました。

背景にある不安や困りごとなど、根本の解決には別途、制度施策等が必要なことは言うまでもありませんが、つなぎとしての支援や寄り添いがあることにありがたく思った次第です。


このような形で頂戴しました。本当にありがとうございました。

           熊さんほかスタッフ一同より

2024-03-09 仮面ライダーガッチャードを初めて知りました!


 当事業所をご利用のお母さんから、「放課後デイサービスで息子がこんな絵を描かせてもらったりしています!」とLINE を送ってきてくださいました。「ホームページに載せてもいいですよ」とのことでご紹介。

 この仮面ライダーらしきヒーローはなんというんですか?とお聞きしたところ「ガッチャード」との回答。

「????????????」

 「へー」、自分が子どもの頃から仮面ライダーはいたけれど、「今の仮面ライダーはこんな風になっているのだ」と思いつつ、「それにしても、上手く描けているなぁー」と感心しておりました。

 季節はもどり、今日は奈良県平野部のまちかどでも雪がちらつきました。もう1枚の絵もクリスマスの絵でしょうか。雪だるまもいて、こちらはこちらで素敵ですね。

これからも、色んなことを楽しんで、得意なことを増やしていってもらえればと思う今日この頃です。素敵な絵を送っていただきありがとう。

別の職員から「今でもショッカーはいるのでしょうか?」との質問です。(笑)
「イー!」とかいう奴で「迫るぅ―♪、ショッカー♪嵐の軍団♪」とか歌ってますが… (笑)
年齢がバレそうですね。どなたかご存じですか?

              では、熊さんでした。



2024-02-28 早春のお便りをいただきました


ご利用者様から、確定申告も終わり、遅い初詣で主人とふたり、「春日大社の植物園に行ってきました」と紅白の梅のお写真をいただきました。早いものでもう3月ですね。梅の咲くころと言えば「まだまだ寒いけれども、ちょっと春を感じる」という時期に咲くイメージでしょうか。お便りありがとうございます。皆さん、お体には気をつけてお過ごしくださいね。

                   熊さんより



2024-02-08 熊さん「埴輪」を衝動買い


写真の埴輪(はにわ)。実は、とある「障害サービス事業所」の喫茶店で売られていたものでして。コップやお皿、クッキーなどの間で、二人でちょこんと飾ってありました。
「まるで、普段、皆さんと接する時の自分達みたい。」
その温かみのある表情やユニークなポーズに、思わず自分達の姿をかさねて衝動買い。
今は木の板で台座を用意して、事務所の入り口に飾っています。
お店で伺うと、「職員さんの子どもさんが陶芸で一生懸命作った作品」なのだとか…。
きっとその子供さんも何かのきっかけで、埴輪に興味を持ったことでしょうね。
「作った子供さんにも喜んでもらえたら嬉しいな。」
そんな気持ちで飾らせて頂いています。

                   熊さんより



2024-02-06 「スウェーデン刺繍」をいただきました。


皆さんは写真のようなスウェーデン刺繍(ししゅう)をご存知ですか?
一見、織物の様にも見えるほど、規則正しく並ぶ美しいグラデーション模様。
温かみがあって素敵ですよね。
飲み物の敷物にしてしまうのももったいないくらい・・・。
スウェーデン針なるもので布の編み目を糸で掬ってデザインするのだとか。
旧ユーゴスラビアやウクライナから中欧、北欧諸国が発祥だそうです。
とにかく色の組み合わせで美しい刺繍になるのは素晴らしい!
是非皆さんに見て頂ければと思い、作者であるご利用者様の了解を得て、載せさせていただきました。
趣味をもって、日々を楽しく過ごすことはとても素敵ですね。
また、皆さんの得意をお待ちしております。

                   熊さんとスタッフ一同



2024-01-19 「お年玉付き年賀はがき」の当選番号が発表されました!


弊社ご利用中の皆様、まちかど福祉ステーションからの年賀状は無事届きましたでしょうか!

先日、今年の「お年玉付き年賀はがき」の当選番号が発表されました。
1等は現金30万円。2等はふるさと小包。3等は切手シートだそうです。
年賀状が不要という方もいるご時世ですが、感謝の気持ちとともに、「誰かにあたったら嬉しいな」。
そんな気持ちで今年も出しました。
当選番号は「新聞」、「テレビ」などで報道されたほか、「インターネット検索」や「郵便局」でご確認いただけます。交換期間が決められているのでお気を付けくださいませ。
当選した方がいましたら「おめでとうございます!」。
番号は書いて間違ったらいけないので載せませんでした。悪しからず…。

                   熊さんより

2024-01-08 ~ 熊さん 「お茶会」 を経験するの巻 ~

私のご利用者様が、新年のお茶をお点(た)てになるとのこと。お近くの事業所さんの「初釜(新年に催すお茶会)」にお招きくださり、ご相伴(しょうばん)に預かりました。
ご挨拶やお菓子の取り方、お茶の飲み方の説明を受けながらの見よう見まね。
「お点前頂戴いたします。」、「お茶碗を回す。」、「お菓子を先に食べる。」、「お隣に先にご挨拶」などなど、実は一杯勉強していったのでありますが…(笑)。

緊張するかと思いきや、出向いてみると、何ら堅苦しいことなく、メンバーの皆さんでテーブルを囲んで一年を振り返り、新年の抱負を語られる中、おいしくお菓子をいただき、お抹茶をいただいて、心和む休息の ひとときを過ごしました。「時にこのような時間を持つのもいいことだなぁ~」などと感じたところです。



今年も、皆さんの得意に触れる機会があれば、ぜひぜひ応援していきたいと思う今日この頃です。皆さん、また、熊さんに色々と教えてくださいね。お待ちしております。

2024-01-04 ~ 新年のご挨拶 ~

皆様、あけましておめでとうございます。
新年早々、思いもよらない地震や事故の発生を聞き、未だ一国民として気持ち的にも落ち着きを取り戻せない日々ではありますが、ひとまずは、他人事と思わずに、自身はなすべきことを前に進んでいく、そんな気持ちの仕事始めとなりました。
私共の福祉の世界におきましても、災害時の業務の維持継続が行えるよう、昨今は指導が行われているところでもあります。
今後とも皆様の安全安心の一部を福祉の立場から担えるよう、留意してまいりたいと思います。
本年もよろしくお願い申し上げます。

2023-12-17 ~ 年末のご挨拶 ~

 今年も押し迫ってまいりました。皆様いかがお過ごしでしょうか。毎日、慌ただしい日々 を送っていらっしゃる方、あるいは、何気なくだけれども気ぜわしさを感じているという方 もいらっしゃるかもしれません。

 「まちかど福祉ステーション」も無事一年を終えることができました。これもひとえに応 援してくださっている皆様のお陰と心より感謝いたしております。

 来年、「まちかど福祉ステーション」もお陰様で10年目に入ります。「街の皆様の身近な ところで、専門職が、敷居低く、優しく、温かく、様々な相談に広く対応していければ」と いう創立の理念の下、今後とも、スタッフ一同、継続して支援にあたって行ければと思って おります。
 今後とも、どうか、皆様のお力添えをいただけますようにお願い申し上げます。

 色々と思いや悩みを抱えつつという方もいらっしゃるかもしれませんが、どうか皆様、良 い年をお迎えくださいませ。

          株式会社まちかど福祉ステーション 熊さん & スタッフ一同

2023-11-29 ~ 救命講習を受講しました ~

「命の危機に直面した時のために」~ 救命講習を受講しました ~
まちかど福祉ステーションでは、目の前に切迫した命の危機と直面した時のために「救命講習」を受講しています。
きっかけはいくつかあるのですが、「ご自宅にいる奥様からおじいさんが息をしていない」、あるいは「訪問中のヘルパーさんからご利用者さんがトイレで倒れている」といったものでした。
いずれもお宅に駆けつけると意識がなく、明らかに呼吸が止まっている状態。 即座に心肺蘇生をしながら救急車を呼ぶ。救急隊が到着するとAEDを施される。そんな出来事に、私たち相談員でも数年に一度遭遇します。
救急車が到着するまではおよそ8分と習います。その間、命を守る取りかかりの速さとともに救命率は低下するとされます。
「何とか助かって欲しい」、そんな思いで頑張るのですが、やはり、心得もないと「いざとなればスムーズにできないもの」。 そのためにも、スタッフで消防署の救命講習に参加し、改めて学び直しました。
実際に心肺蘇生のおかげで命を取り留め社会復帰を果たしたという方もおられるとのこと。命に触れる立場であるからこそ、今後とも努力だけは欠かさないようにしたいと思います。
こんな感じで訓練を受けました。



2023-11-01 ~ 熊さんの口福なひと時 ~

私の担当させて頂いている方が、とある街の「カフェ」で働いています。
その方は厨房でタルタルソースを作り、付け合わせのキャベツを刻んでいるとのこと。
仕事の道中、丁度ランチの時間と重なり、いいタイミングで通りがかった私は ひとり素敵な雰囲気のお店の中へと入っていきました。
「あっ。頑張っている。」
その姿を見た私は、「タルタルソース」の「チキン南蛮」を注文したのでした。
「美味し―っ」、そう思って食べていると、ふと私の脇にその方が接客に立ち、
「カフェラテの練習をしているのですけれどもいかがですか?」との問いかけ。
「ぜひお願いします!」。二つ返事の私の前に出てきた飲み物にびっくり。
何とも美しい「ラテアート」ではございませんか! お話を伺うと、毎日、仕事の後に練習をしているのだとか…。
「あー、飲むのがもったいない。」
そう思いつつ写真を撮った私は、美味しくいただいたのでした。
ほっとした気持ちに包まれた口福な時間。本当にありがとう。


※ご本人の同意を得て載せさせていただきました。

2023-10-20 事務所にはオレンジの花が咲きました

6月にお知らせした、「オレンジガーデニングプロジェクト」。
事務所のあちらこちらに「マリーゴールド」の花がいっぱい咲きました。
オレンジ色の花言葉の一つは「真心」。 まちかどさん「お忙しそうね」と言われることも増えましたが、 これからも「真心のこもった支援」に努めてまいります。
応援よろしくお願いします。

スタッフ一同



2023-10-11 「秋のお便りありがとうございます。」

利用者様より「秋ですな~。」と一枚の写真が送られてきました。
奈良県橿原市の藤原宮跡とのこと。
藤原宮跡では、季節の花々を植栽しておられ、今の時期は、広大な敷地に、6種類約300万本のコスモスが咲き乱れるそうです。



別の利用者様の奥様からは秋らしい「あけび」の絵葉書をいただきました。
「あけび」は春の野山に淡い紫色の花を咲かせ、秋の食べ頃になると分厚い果皮がぱっくりと開く姿から、「アケ(開け)ビ(実)」と名付けられたとか。今が旬の果物ですね。
皆さん、季節のお便り、ありがとうございます。
寒暖の差の激しい時期ですが、お体に気をつけてお過ごしくださいませ。

                   熊さんより

2023-9-01 熊さんのポエム

暦の上では9月。やっと、今年のひまわりが咲きました。
葉っぱが病気になりながら、ばったに葉っぱを食べられながら、何とか咲いてくれました。
咲くのを待っていたかのように、みつばちがぶんぶん飛んできて、じーっと見ていると、いつの間にか花の真ん中が真っ黄っ黄になっていきました。
「自然というものはすごいなぁー」としばらく眺めていると、心もなごみました。



2023-6-25 オレンジガーデニングプロジェクト始動!
       ~ 認知症になっても暮らしやすい街を ~

オレンジガーデニングプロジェクトとは来る9月のアルツハイマー月間に地域で認知症啓発のシンボルカラーであるオレンジ色の花を咲かせようという活動です。
当事業所では、隣市の宇陀市さんの活動に協力して、事務所の周りに黄花コスモスとマリーゴールドを植えることにしました。
今は写真の通り。頑張って植えて、芽が出だしたところです。この活動をきっかけに認知症について考えたり、一緒に花を眺めたり、つながりをもって、暮らしやすい街にしていければと思います。





2023-5-16 まちかどは「 子ども110番の店 ~ナポ君の家~ 」です!

「まちかど福祉ステーション」では、子どもの登下校時や遊ぶ時間帯に営業していることや通学路に面していることから、子どもが「声掛け」や「つきまとい」、「痴漢」等の被害にあったときに安心して駆け込めるように「ナポ君の家」の旗を掲げています。 地域の子供の緊急避難場所として、大切な子供を犯罪から守ることに役立つことができればと思っています。
令和5年春吉日



2023-04-08 「春眠暁を覚えず。」と言いますか・・・

春のうららかな気候は気持ちがよいもので、朝になっても、ついつい布団の中でまどろみ、のんびりしたくなるものです。とはいえ新年度。みなさまいかがお過ごしのことでしょうか。
新たなスタートを切ろうと思い思いの努力をされている方も多いかと思いますし、日々を精一杯生きていらっしゃる方もおられることと思います。
当事業所でも気持ち新たに、ゆかりのある皆様をしっかりと応援していけるように、これからも頑張ってまいります。
令和5年春吉日

2023-01-03 日々の務めを大切に

皆様、あけましておめでとうございます。いかがお過ごしでしょうか。常に思いやりの心をもって心深くに皆様に尽くすべくと思いながらも、旧年中は身勝手わがままな仕事ぶりもあったのではと振り返る今日この頃です。皆様のお力添えをもって、新年を迎えることができました。ありがとうございます。
本年もご利用いただいております皆様とともに精一杯日々の務めに励んでまいりたいと存じます。
皆様にとって明るい一年となりますように。本年もどうかよろしくお願い申し上げます。

2022-08-24 ウクライナで戦争が始まってもう半年経ちます。

普段僕たちは、一人ひとりの体や心のケアをさせて貰っています。
その命は他の何ものにも代えがたいという思いで、お仕事させて貰っています。
「この世で最も重く大切なものは命」改めて考えるまでも無く、疑った事もありません。
こんな体に染みつく程に当たり前に思っている事が、こんなにも簡単に踏みにじられ、あざ笑う様な事が今この瞬間も起こっています。 飛行機で数時間で行ける、すぐそこで今も起こっています。
地球外生命体が地球にやって来て暴れている訳でも、大地が割れる様な自然災害が起こっている訳でも有りません。 私と同じ人間が指示し命令し、私と同じ人が行っているのです。毎日々この瞬間もです。
頭の芯が痺れる様な感覚に囚われます。もう思考停止になってしまいます。

2022-07-01 この度新たな資格を取得致しました。

この度「認定社会福祉士(地域社会・多文化分野)」と「研修認定精神保健福祉士」という認定資格を取得致しました。
今後とも専門職として自己研鑽に努めながら、会社として、また専門員の立場から利用者の皆様や地域の皆様に還元していきたいと思います。

2022-03-01 もう3月。そろそろ冬眠から目覚めようかな~

うららかな日もめぐってき始めましたね。
コロナとの付き合い方も分かってきたし、そろそろ積極的に活動出来そうかな~
っと期待したくなる、今日このごろです。

2022年 ごあいさつ

当社ホームページに熊さん日記ができました。
といいましても、日々、書けるものではございませんが、 最近感じたこと、こういう情報があります、あるいは、こういう状況です といったことが、お伝えできればと思います。
不定期ですが、よろしくお願いします。